市政の動き−お知らせ
「沖縄に心よせて、どうするアンポ! 普天間基地撤去を求める香川県民のつどい」に参加
10月21日開催される
香川県平和委員会・香川革新懇・安保破棄香川県実行委員会共催の県民のつどいが、日本平和委員会事務局長千坂純氏を招いて高松市において開催されました。
報告要旨
1.沖縄のたたかいは何を訴えかけているのか?
―もう、アメリカ優先で住民を犠牲にする政治は我慢できない
(1)「世界一危険な基地」普天間基地の撤去は緊急・切実な願い
(2)普天間だけではない!基地の重圧にこの65年間、苦しめられ続けた沖縄県民の怒り―それを変えると言ったのが、新政権ではなかったのか?
(3)普天間ヘリ部隊を含む海兵隊は「抑止力」ではない―それは目の前で起きている現実
■最新鋭の垂直離発着機オスプレイ配備を前提にした基地強化
(1)破綻した基地と引き換えの「振興策」
2.沖縄のたたかいはどんな展望を切り開きつつあるのか?
(1)14年間、「杭一本打たせなかった」たたかいが生んだ大きな変化
■新基地建設反対は圧倒的多数に
■「無条件撤去」「国外移設」が多数に。「基地のない平和な沖縄へ」の流れが
■安保条約についても「維持」は7%、「平和友好条約に改めるべきだ」が55%、「破棄すべきだ」が14%
(2)新基地建設反対、普天間基地の早期閉鎖・撤去、県内移設反対の島ぐるみのたたかいに
(3)1月の名護市長選挙、9月の名護市議会選挙勝利の重要な意義
―市長も市議会も「陸も海にも基地はつくらせない」
(4)11月28日投票の沖縄県知事選挙での伊波洋一氏勝利の決定的意義
■新基地建設阻止、普天間基地撤去のたたかいにとって
■海兵隊の撤去、基地のない平和な沖縄めざすたたかいにとって
■米軍基地縮小・撤去、日米軍事同盟反対のたたかいにとって
―「普天間問題は、現代の安保闘争だ」(森本敏拓殖大大学院教授)
(5)沖縄県知事選挙は仲井真現知事との一騎打ちに―決して油断できない
■「県外移設を」とはいうが、「県内移設反対」とは言ってこなかった知事
3.沖縄と結んで、米軍基地と日米軍事同盟に反対し、平和な日本とアジアを作る新たな展望
(1)「普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい」(宜野湾市伊波洋一市長)―フテンマは全国にある
■イラク・アフガンなど無法な戦争に直結した全国の米軍基地
■米軍の要求を最優先し、国民の権利を守らず、深刻な被害を押しつける政治
―米軍関係者の犯罪さえ厳正に裁けない日米地位協定
・・その驚くべき屈辱性を示した9月7日の岩国での自動車死亡事故
「通勤」はすべて「公務」に。日本では裁判で裁けない
(2)民主党政権はどんな立場に立っているか?―「戦争放棄」の憲法9条を踏みにじり、アメリカの戦争に自衛隊が加担する体制づくりを推進
■「日米同盟の深化」とは何か?
■年末に向けた新「防衛計画の大綱」づくりのための首相の諮問機関「新安保防衛懇」の報告書のすさまじい(自民党張りの)危険性
(3)平和な日本とアジアを実現する方向に逆らう米軍基地・日米軍事同盟強化
―この道は、アジアの緊張を激化させ、軍拡の悪循環を招くだけ
憲法9条をいかし、基地と軍事同盟をなくし、アジアの平和を実現する方向へ
(4)世界の流れは、非核・脱軍事同盟・米軍基地撤去、国連憲章にもとづく平和の共同体づくりへ
4.沖縄県知事選挙勝利へ全国の支援を強め、2010年日本平和大会in佐世保(12・3〜5)で交流し、新たな運動を切り開こう