反貧困全国２００８キャラバン　高松集会開かれる

湯浅誠氏の基調講演行われる

生活保護問題対策全国会議の主催する反貧困全国キャラバン２００８が８月３０日（土）香川県に到着しました。
８月３１日（日）には、反貧困全国キャラバン香川県実行委員会主催「反貧困キャラバン２００８香川県高松集会」が開催されました。９月１日（月）・２日（火）間は、県下自治体へのキャラバンが行われました。
高松集会は、３１日（日）13時より高松市市民文化センターにおいて開催されました。
第１部として、湯浅誠氏（ＮＰＯ法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長他）より『反貧困〜これは「彼ら」の問題ではない〜』と題しての基調講演がありました。
　係わった相談事例より、相談相手としての役所の位置付けは圏外にある。
　労働者の中で労働相談・生活相談の境がなくなり、労働時間や所得も二極化してきている。
　貧困は気持ちもなえる状態→（気持ちのゆとりをもてる状況をつくる）
国の雇用や社会保障などのセーフティーネットが機能していない。
明日のための３ステップが提案された。

第2部として、生活保護・ワーキングプアに関するシンポジウムが行われました。