市政の動き−活動報告お知らせ

いのちの山河  日本の青空Ⅱ上映会開催される

「行脚と対話」の中に地方自治の原点がみえてくる 

   5月16日(日)観音寺市民会館中ホールにおいて、「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」の上映会が観音寺市教育委員会・三豊市教育委員会の後援のもと「日本の青空Ⅱ」を見る会により行われました。
 長く無医村であった岩手県の山あいの沢内村―
父から医者になることを期待されつつも村を離れていた主人公深沢晟雄(ふかざわまさお)は、帰郷し、村の抱える「豪雪・多病・貧困」の三悪を克服しようと立ち上がる。やがて村長となった00は、「生命尊重」の理念を掲げ、憲法25条を盾に、当時は国保法違反であった老人と乳児の医療費無料化に踏み切る。そして全国でも最悪であった乳児死亡率を、全国初の死亡率“ゼロ”へと導く。この“生命行政”を実現するには、00と村民たちの奮闘の日々と数々のドラマがあった。
 ‘行脚と対話’でいのちを守った深沢晟雄
戦後、沢内村(現・西和賀町)に帰郷した深沢晟雄(1905〜65年)は教育長時代、新しい村づくりに向けて‘行脚と対話’の姿勢で婦人会づくり、広報創刊、ナメコ栽培普及に尽力する。村長になってブルドーザー導入で豪雪を克服、61年の老人と乳児の医療費無料化で、全国の先駆け的存在となる。(チラシより引用)

 私も今年の3月議会一般質問において、「子どもの医療費中学校卒業までの窓口無料化」について質問しました。市長より、「10月から中学校卒業までの無料化を実施したい」との答弁がありました。この質問時に、1961年沢内村で乳幼児医療費の無料化の運動がはじまり、「いのちの山河」という映画になっていることを述べています。

 この映画は、『生命尊重こそが政治の基本でなければならない』と述べているように、地方自治のあり方を問うものであると思う。時代は違えども現在の社会状況の中で、政治はどうあるべきか・議員はどうあるべきか回答を求められた映画であったように思います。今後高松や丸亀でも上映が予定されていると聞いています。ぜひご覧下さい。

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